細いミサンガや斜め模様やV字模様のミサンガが作れるようになったら、いつかはチャレンジしたい文字入りミサンガ。
いくつかの編み方を組み合わせると文字が出来るのですが、一度に何種類もの編み方が出てきて頭の中は大混乱。今回は文字の作り方の基本をご紹介いたします。あなたも一緒に作ってみませんか
文字入りミサンガの基本は3つ
文字入りミサンガはある程度ミサンガを作ったことのある人向けのデザインですが、3つの基本をマスターすれば簡単に自分で作れるようになりますよ
簡単ミサンガの作り方はこちらの記事を見てマスターしてくださいね!
基本その1 図案を作ろう
文字は形が複雑で、一つ一つ違うので図無しで文字を編むのは初心者には無理でしょう。文字の図案をブログなどで公開している方もいるので、参考に自分で作ってみては?
マス目のある紙もしくは、自分で線を引いてマス目を作れば準備はOKマス目が細かい方が文字がなめらかに仕上がります
マス目の見方は、縦がミサンガの太さで、横がミサンガの長さ(手首)です。このマス目に入れたい文字を黒く塗れば図案が完成
基本その2 たて巻き結び
たての糸を隠す編み方ですが、覚えにくいので背景で使うと覚えておけばOK。(写真)左の青い糸を結んで背景を作ります
STEP1左の糸を右隣りの糸の下からくぐらせて、1回結ぶ。
Step2もう一度結んで一目出来上がり
右端までいって折り返してくるとき[左→右]逆向きに結ぶ
[動画]たて巻き結びを詳しく説明
縦巻き結び
基本その3 よこ巻き結び
よこ巻き結びは横糸を隠す結び方です。
文字を作る時に使うと覚えておいてくださいね
Step1(写真)たて巻き編みを1段終了した所。 Step2右にある青い糸を左隣りの黒糸の上から左に置いて、黒い糸を下から結びます。もう一度青い糸の上から結んで一目出来ました。(横糸)青い糸を隠すように編む方法です。隙間が出来やすいので気を付けて編んでくださいね
[動画]よこ巻き結びが分かりやすい
よこ巻き結び左→右
文字入りミサンガに挑戦!
文字入りミサンガの基本3つをマスターしたら、早速文字を作ってみましょう♪
基本その1 図案を用意。私はエクセルでマス目を作って黒く塗りつぶして「H」の文字を入れてみました。水色部分が背景で、文字の部分は黒のイメージです。
自分で図案を作ればサイズを大きくして見やすくするのも簡単。複雑な文字や絵柄になっても分かりやすいから編みやすいのです。
基本その2背景はたて巻き結び図案の通りだと刺繍糸9本で作っているように見えますが、10本用意してください。背景の水色の糸は1本100センチ、文字部分の黒の糸を9本×30センチ使います。練習なのでどこで結んでも構いませんが、ミサンガにする場合は先端から10~20センチはなして玉結びしておきますと仕上げがしやすいです。
横向きの文字を作ろうと思うので、図案の向きを変えて編み始めの部分からスタート
図案を見ると1段目はすべて背景ですね。背景=たて巻き結び3段目の1目までたて巻き編みをします。(写真は1段目を編み終えた所です)
糸が多いと絡まって思うようにできなくてイライラしますよね。
私はソーメンの木箱にクリップで止めて1本ずつわかりやすく配置しましたが、編んでいる度に絡まるので工夫してみました
こんな風にクリップで分けみたらすごくやりやすかったのでオススメです
次は文字部分(黒)の編み方です
基本その3文字はよこ巻き結び 完成図案の通りに作っていくだけなので、思ったよりも簡単に出来ます反省POINT隙間が空いてしまったのは、力の加減が一定ではなかったため。一段一段終わるごとに確認していれば、やり直して修正できたと思います。文字の部分はもっと太く設定したほうが見栄えが良さそうです。
まとめ
ミサンガは遠い昔に何本も作ったことがありましたが、文字入りは今回初めて挑戦しました。図案も最初は面倒くさそうだと思いましたが、意外に簡単でマス目を塗りつぶすのも楽しかったです。次回はメッセージ(名前など)ミサンガにも挑戦してみようと思います。あなたも一緒に作ってみませんか?